サマーセミナー

サマーセミナーについて 

国際ロールシャッハ及び投映法学会は、ウォルター・モルゲンターナー、マルグリット・ルースリー・ウステリ、シェイファー、ボームなどの著名なロールシャッハ専門家が毎年チューリッヒ(スイス)に集まり、最近の研究結果や臨床例についてディスカッションしていた学会創設当初の伝統を復活した形式にあたります。

最近のサマーセミナーは、国際大会の合間の年に、特定のテーマに焦点をしぼって各国で開催されています。

サマーセミナーの特徴は、参加人数を講師陣の他に最大40名までに限定していることで、参加者が積極的にディスカッションに参加し、互いに知り合う機会を提供していることです。参加者と講師陣は3日間同じホテルに滞在し、昼食を共にし、夜には興味深いソーシャル・プログラムに参加することができます。

世界各地から参加するISRの会員だけでなく、会員になってない皆様もお迎えできていることを嬉しく思っています。参加者からは、セミナーがオープンで、友好的、協力的であると好評をいただいており、多くのISR会員がサマーセミナーに何度も参加してくださっていることを嬉しく思います。英語を共通言語とし、プレゼンテーションはすべて英語で行われていますが、講義やワークショップの間、参加者同士のディスカッションを円滑に進めるために、必要に応じて非公式に必要な言語に通訳されます。

3日間のセミナーでは、午前中は講義、午後は事例検討に焦点を当てたワークショップが、グループディスカッションやラウンドテーブル形式で行われます。さらに、サマーセミナーにはソーシャル・プログラムも含まれます。

また、サマーセミナーはベルン(スイス)にあるヘルマン・ロールシャッハ・アーカイブス博物館(HRAM)への資金集めという重要な目的もあります。